2011年11月18日金曜日

11月16日 京都文教入門しゃべり場2011

夜中に宇治川まで行ったのに、曇り空で流星群を全く見ることができなかった残念な京都文教FSDスタッフの山田です(´・ω・`) ショボーン  




11月16日に、京都文教入門しゃべり場2011が行われました。参加者は、FSDスタッフ含めて19人。そして、相変わらず滑舌の悪い僕が司会をしました。




課題は、京都文教入門2011→2012年への脱皮。そして、しゃべり場を通じて、学生が変える、大学を変える。を体験してもらうこと。



■FSD Project の説明        5分
■京都文教入門2011の振り返り 5分
■自己紹介             20分
■しゃべり場            60分 
■京都文教入門2012のアイデア発表 20分
■告知                5分


という流れで4グループに分かれてもらい、それぞれテーマを決めてしゃべり場をしてもらいました。しゃべり場中は、主にタイムキーパーと各グループの見回りをしていました。60分という時間が短く感じるほど、しゃべり場は白熱していたように思います。




しゃべり場はこんな感じでお菓子を食べながら和やかな雰囲気で行われました。












しゃべり場が終わり、各グループの発表を聞きました。

・京都文教入門の第1回目と最後に公開しゃべり場を行う。
・教授とのグループワーク
・つぶやき授業を3学科合同で行う。
・PRフェスタの時期を早くする。
・授業終わりに行われる茶話会のコンセプトを考える。
・KBUツアー

などが出ました。


グループによって個性が出ている発表用の紙。












終わってから、参加者のコメントカードを見て全体的に満足度が高めだったり、継続してFSD Project に関わりたいと思っている人が多くて、達成感を感じました。



個人的な話をすると、今回のイベントで、レジュメやワークシート、司会用のパワポ制作など、自分自身が運営側に深く関わることができたことが嬉しかったです。もちろん、教職員の方々、他のFSDスタッフの助けや、参加してくれた学生がいたからこそできたこの企画、2012年の京都文教入門に生かせるようにしたいです!



参加してくれた学生が、このイベントをきっかけに新たな「一歩」を踏み出してもらえたら幸いです(^^)

2011年10月7日金曜日

10月1日 京都文教大学で交流会

 京都文教FSDのカミ(噛み)スマ山田です←
夏休みも終わり、秋学期になりましたね。 秋といえば、読書! 最近、空き時間は1人図書館に籠っています… 
それは置いといて、みなさん、季節の変わり目なので風邪を引かないように気を付けてください!


 10月1日に京都文教大学で他大学(追手門学院大学、香川大学、京都産業大学、徳島大学、岡山大学、三重中京大学、佛教大学)の学生たちと交流会をしました。京都文教からは僕一人だけという、ホームなのにアウェイ感… 


 最初は、食堂でご飯を食べながら交流会は始まりました。あ、京都文教大学の食堂は他大学に比べて安いらしいですよ!
 

 食べ終わってから、急遽教室をお借りして、団体紹介や活動紹介をしたり、アイスブレイクでしゃべり場のグループで前にでて自分の名前と一緒にエピソードを話し、その中で誰か一人が嘘を言っているのかを当てるゲームをしました。これはなかなか新鮮で楽しめるものになりました。

(例)・私は〇〇です。私は彼女がいません。
   ・私は〇〇です。私は彼女がいます。 ←嘘 本当はいない。
   ・私は〇〇です。私は彼氏募集中です。
   ・私は〇〇です。私は女の子とUSJに遊びに行きました。
   


 その後は、恒例のしゃべり場をしました。テーマは「なぜその団体に入ったのか、その団体でしたいことは?」でした。このしゃべり場で、僕たちのグループは、一歩足を踏み出したのが遅れた人たち(例えば、サークルなどの課外活動に入るタイミングを逃した人)に何かしたいという意見が出ました。


 しゃべり場が終わった後は、外で記念撮影をしたり、蓮池に行ったり、水琴窟の音を聞いたりなど、京都文教大学の名所を案内しました。なかなか好評で良かったです。


            

 
 他大学のみなさん、京都文教大学にお越しいただきありがとうございました。僕自身、新たに視野や、人と人との「つながり」が広がった交流会になりました。これからもお互い、よりよい大学づくりのために頑張っていきましょう!


2011年8月29日月曜日

速報?学生FDサミット2011夏@立命館大学

蝉の声と鈴虫やコオロギの声が混ざってる日々を過ごしてます。
みなさまこんにちは。たじまりこと、多島です。
8/27、8/28に、立命館大学衣笠キャンパスで行われた『学生FDサミット2011夏』にいってきました。
京都文教FSDは学生7名、職員5名の12名参加で、みなさまがお待ちかねの某ヤマダくんは祭りのため不参加でした。
ヤマダくんを楽しみにしてくださったみなさますみません。笑

さて、サミットの内容としては、
元気な澤野くんのあいさつ、そして「学生FDの父と呼ばれているらしい(と紹介されてましたね)」木野先生のお話から始まり、大学紹介、アイスブレイク、しゃべり場+グループワーク1日目、懇親会、あんたの悩み解決したろかSP、グループワーク2日目、テーマ別全体発表、発表優秀チームによる全体発表

と、毎年ながら濃ゆーく行われました。

京都文教FSDとしては5名のスタッフが、当日グループワークの案内人としてお手伝いをし、円滑にディスカッションできるようエネルギーを注ぎました(そのためか、2日目終了時にはみんなくたくたになってました笑)

わたくし個人の感想として、新たな一面を見ることができ、とてもうれしく思いました。
それは、「FDをもっと知りたい」という学生と、「いま楽しいです」と笑う学生には似ている部分が多く存在するということでした。
「FD」というハコが存在しなくとも、学生は毎日の大学生活を自分の考えで行動し、成長していきます。
ですが、FDはそんな学生の成長を促す肥やしとなり、盾となり、水となるものだと私は思います。それと同時に、たくさんの人にそうなってほしいと願っているのだな、と思いました^^

みなさまつかれさまでした!

(詳しい報告はタカさんおねがいします。)


たじまり

2011年8月26日金曜日

学生FDサミット2011 in 立命館大学

いよいよ明日から学生FDサミット2011夏 in 立命館大学が始まります。


今年は本学から過去最高の12名(3回生1名、2回生5名、1回生1名、職員5名)が参加します。
全国からの38大学、およそ280名が参加予定との情報が入っています。すごいですね。

過去4回全てにおいて発表大学(例年数大学のみ)に選ばれて来た本学ですが、今年はこれまでの常連校ではなく、新しい学校からの発表が聞けるようです。
横浜国立、愛知教育、芝浦工業、東洋、広島経済、明治国際医療などなどの大学の名前が上がっています。

京都文教のFSDは学生FDサミットでは古株になってきたので、発表は卒業、その変わり追手門学院大学のスタッフと共に、立命館の学生スタッフを補助し、全国からの学生をホストする側に回りました。5名の学生がそれぞれ一つの班を担当し、アイスブレイクをします。いやはや、大したものですね。


追伸
大学のホームページのトップ画面にこのブログのバナーができました。
SFD PROJECT



2011年8月25日木曜日

京都文教入門2011を終えての感想

 京都文教FSDスタッフ2回生の山田です。最近更新していなくてすみません。


 京都文教入門2011を終えての個人的な感想です。


 つぶやき授業は、最初は失敗してしまったけど、2回目以降はなかなか好評価を得ることができました。やっぱり、リアルタイムで質問したり、同じ授業を受けている他の学生がこんな考えを持っているんだと分かる、刺激のある授業になったと思います。ただ、すべての質問に答えることができなかったので、後日に教員がフィードバックできたらよりよい授業になったのではないかと思います。僕も受けてみたかった…



 3大企画(文教menu、Project PRフェスタ、公開しゃべり場)を通して1回生の熱意が上がったなぁと思いました。例えば、「何か」をやってみたくなった。 や Projectに入って活動したい! などなどの向上心のあるコメントが多々見られました。
 後、3大企画を通して学内や他大学の学生や教職員の方々との「つながり」が新たにできました。協力して下さったみなさん、本当にありがとうございました!後、滑舌の悪い司会者ですみませんでした…


 つぶやき授業や3大企画はもちろん、毎週コメントカードを読んだり、フィードバック資料作りも楽しかったです。茶話会のときに、1回生の子から「いつもフィードバックありがとうございます。」と言われ、ちゃんと読んでくれている人もいるのだなぁと思いました。やっぱり、作って良かった!




追記
 
 残念ながら、僕はこの夏サークルの用事でFSDの活動に参加できません。

 
 サミットやWA!の会に参加される方たちへ

 他大学の学生や教職員の方々と「しゃべり場」や飲み会などで交流して、1つでも多く「何か」を学び取り、視野を広げて、今後のFSDの活動に生かして欲しいです。後、僕の分まで楽しんでください(笑)

 後、夏休みが終わったら、みなさんの感想を聞かせてください!

2011年8月3日水曜日

いやー、すごいですね
ブログを見ただけでPRフェスタをがいかにすごかったのか伝わってきました。
DVD借りたい………ていうかほしいです(笑)
みなさん本当にお疲れ様でした。

2011年8月2日火曜日

プロジェクトPRフェスタ2011



順序がバラバラになってしまいますが、記録のためにプロジェクトPRフェスタ2011のことを残したいと思います。


2011年6月29日(水)、プロジェクトPRフェスタ2011が今年も開催され ました。
今年のプレゼン団体は15団体。昨年より2団体増えました。

<プレゼン団体>
文教カフェANTENNA
プレ全国まちづくりカレッジ2011 in 宇治
トマト
宇治☆チャレンジャー
 京都文教てれれ上映実行委員会
 Disability Study Project
 BBS
 UJIシネマプロジェクト
 チャカル
 アジア・アフリカとびっきり映画祭
 WAVERINGS
 プロジェクト・ウオプル
 宇治まちづくり修学旅行(たび旅)
 KBUメディアネットワーク
 FSDproject


プロジェクトPRフェスタは、FSD企画コマ「Bunkyo Menu」の兄妹コマで、「広く・浅く」のBunkyo Menuに対して、「狭く・深く」京都文教を知ってもらうことが目的。

学内外で活躍している団体による渾身のプレゼン大会です。
 「京都文教入門の一コマ」の枠を超え、上級生にも幅広く呼びかけています。
他大学、教育関係業者からも視察団も来られました。さらに、サロン・ド・パドマでも生中継!

運営にあたるFSDproject、ステージプロデュース、宇治シネマプロジェクトはギリギリまでリハーサルを重ね、超多忙な日々。





イベントの成否を決するオープニングは、プロの演出家(加賀田さん)が指導してくださり、ステプロさん、宇治シネさん、そしてFSDの高橋さんが連携して演出。
そうして出来上がったオープニングはもはや授業の枠を遥かにこえていました。そして、今年は平岡先生が「○○○○」になりました!

※○○を知りたい人はDVDを貸出しますので本物を見てください。




プレゼン団体の発表は、「必修科目で別に聞きたくもない」手強い1回生が相手、ということで、「フェスタ感」を重視。こちらもリハーサルを繰り返し、クオリティーを上げていきました。



自他共に認める「司会は向いていない」おなじみ山田君。
本番は徹夜でたくさん小ネタを仕込んできて、見事にやりきりました。最初から最後までぶれない?棒読みと滑舌悪さは逆に観客愛と支援ハートを一心に集め、コメントカードに「司会頑張れ」「あとちょっと」など、応援メッセージが多数。寝ている学生はほとんどいませんでした。こヒヤヒヤ感、スリルせいでしょうか。ある意味、観客を寝させず、釘付けにして、客に支えてもらう天才司会者なかもしれません(笑)





Bunkyo MenuとPRフェスタの満足度です。(  )は昨年度。

◆6/24 Bunkyo Menu (広く、浅く、全部見せる。 なにかやってみようと言う気持ちになる「芽生え」)
A学部 62.8% (65.2%) △2.4%
B学部 75.5% (72.9%) +2.6%

◆6/29 プロジェクトPRフェスタ2011 (狭く、深く見せる。先輩へ憧れ、驚き、感動、畏れを感じよしやろうという気持ちをもつ「勇気」)
A学部 67.5% (63.8%) +3.7%
B学部 80.1% (70.6%) +9.5%

今年度これまで最高はつぶやき授業(B学部)69%。
A学部のBunkyo Menuが昨年度割れしてしまった以外は軒並みプラスになりました。

特に、Bunkyo Menu B学部75.5%は去年全コマ最高を軽々と超え驚異的。
さらにそれを上回ったPRフェスタは80%超え!!
80%を超えてしまうともうえらいことです。来年どうすればいいか今から頭が痛いところです。
相変わらずオープニング反響はすごかったです。

すでに「勇気ある一歩」を踏み出した一回生たちがいくつか活動等に流れ込み始めていると報告が入ってきています。嬉しい限りです。

FSD企画コマ「Bunkyo Menu」

順序がバラバラになってしまいますが、記録のためにFSD企画コマのことを残したいと思います。



「佳境」に入っている「京都文教入門」。3つの山場のうちの一つ、FSD企画コマ「Bunkyo Menu」が2011.6.24(水)に終わりました。これは、Bunkyo Menuを使って京都文教を広く・浅く・全部知ってもらい、「学費以上」に京都文教を使いきってもらうための情報提供を10名の教職員・学生がプレゼンテーションを通じて行うというものです。


 プレゼンは「情報提供」ではなく、「イメージの提供」、つまりCM感を重視しています。細かなスペックを次々に畳み掛けても頭に入りません。例えば、化粧品のCMで「マイナス5才肌」とやると、成分が何かなどはわからなくても「肌に良い」という印象が残る、というやり方です。車のCMでも細かいスペックは言わない。成分表やスペックは興味を持った人に後日伝える、というスタンスです。


 よって、プレゼンターは印象重視、如何に記憶に残るか、という勝負をします。もちろん、人気投票をも行い、プレゼンターの振り返りに使いました。職員も学生もこの時ばかりはムキになって上位を狙い、リハを通じて互いに切磋琢磨をします。







このコマは、大学卒業間際になって「知らなかった」ということをできるだけ無くしたい、ということで始まった、一般的な大学入門ではなく「京都文教入門」の核といえるコマです。大学のいろんなリソースを紹介して、「何かややってみようかな」という小さな芽を芽吹かせるのが目的。

反応は上々で、「こんなに色々なプロジェクト、制度、仕組みがあると知らなかった」「何かをやってみようと思った」「大学時代、ボーッと過ごすのはイヤだと思った」「自分も来年は人前でプレゼンテーションをしたいと思った」などといったコメントが多数ありました。

「なんか、やってみようかな」 そんな「勇気ある一歩」の芽が多くの一回生達の心に小さく芽生えたように思います。
授業終了後の茶話会も賑やかでした。






明日は兄妹コマのプロジェクトPRフェスタがあります。今度は実際に大学を「学費以上」に使いまくっている先輩学生たち14団体が渾身のプレゼンをします。先輩学生たちの「光」を受け、一回生たちに芽生えた小さな芽がニョキニョキと育ってくれるだろう、と確信しています。

京都文教は小さな大学です。でも、だからこそ「一回生全員」の芽を育てる、FSD企画コマやプロジェクトPRフェスタを開催することが出来ます。たくさんの一回生が「勇気ある一歩」を踏みだし、皆が笑顔で京都文教を「学費以上」に使い始め、どんな大学にも負けない、躍動感あふれる「素敵な大学」になってほしい、と願っています。

金曜日には最後の山場、「公開しゃべり場」があります。
昨日の説明会には追手門山下さん、仏教赤尾さん、龍谷中川さん、岡山秋吉さんがなんとスカイプで参加下さいました。
こちらはまだまだ不安だらけですが、少しだけ楽しみになってきました。

学生たちは同時多発的に運営されているこれら企画のために連日リハーサルや打ち合わせ、自らの発表作成、そしてそれぞれが所属するプロジェクトやクラブの活動、さらには授業の課題レポートをこなしながら、目が回りそうなくらい動いています。
学生の活躍を間近で見る。大学で奉職する醍醐味を感じる日々であります。

2011年7月29日金曜日

学生FDのWA!

第3回学生FDのWA!が開催されます。

第2回同様、日本ファシリテーション協会の方に来ていただいてガッツリとワークをします。

「もし月で遭難したとしたら?」というテーマで、目の前にある15の品のどれを持っていくか、優先順位をグループで決める(コンセンサスビルディング)などなど、面白いワークショップが満載の予定。

5~6大学ぐらいの学生FDが集まる予定ですので、是非参加ください。

高橋さん作のポスターです。
「パックマンの正面から見た顔初めて見た!」というと、
「パックマン、目、無いですよ」と言われてしまいました。。。

学生FDのWA! 申し込みフォーム
https://spreadsheets2.google.com/a/po.kbu.ac.jp/spreadsheet/viewform?hl=ja&formkey=dEpUOUo4VEZSY0R4Tk5fX3RwVldTOXc6MQ#gid=0




とうとう、村山も晒されてしまいました。。。
平岡先生より随分マシか。

学生FDサミット2011 in 立命館大学

今年も学生FDサミットの季節がやってきましたね。
今年の参加は約15名で過去最多。その内職員が5名含まれているのは今年の特徴。

「公開しゃべり場」でファシリテーターをして、日常の事務仕事以外の「プラスアルファ」に興味津々の職員ができていたような。良いことですね。


 


日本中のOB・OGも「アトノミ」にたくさん集まるとの情報が入っています。
楽しみですね。

2011年7月27日水曜日



7/17(水)に開催された赤星氏の講演「赤星流『自分らしい生き方のススメ』」が終わりました。
スタッフとして活躍された方々、お疲れさまでした。
台風でどうなるかと思いましたがいやはや「仏」がおりましたね。
平岡先生が「僕の神通力で」とおっしゃったら上手袖に控えていた赤星氏は即座に「いや俺やろ」と突っ込みをいれていました(笑)

































外部の方、老若男女、たくさん(600人近く)のお客様が「ご来店」くださいました。(総合司会のたじまりが言い間違って会場が湧く。赤星氏は上手袖で「いい感じに会場あっためてくれたと高評価」)

高橋さん作のオープニング映像、ステプロさん、宇治シネさんによる映像・音響・照明効果、すごかったですね。
爆音の「Because we can」 とグルグル回るピンスポットライトで会場はオープニングから熱気に包まれ、手拍子が巻き起こりました。










赤星氏は一言でいって「ええ男」でした。男から見てもカッコイイい。
筋が通っていて、元気で、ポジティブで、負けん気が強くて、でも子どもや野球少年に優しい。講演の後、汗だくになって野球部とキャッチボールをしてくれました。マネージャーさんも「はぁ~、野球のことになるとあの人ほんとに子どもみたいで・・・」とつぶやいていました。






サインのメッセージは「勇気」。
講演の締めには「迷ったときは一歩を踏み出して欲しい」という、京都文教入門で春学期ずっと発してきたメッセージを図らずもおっしゃっていただき、奇跡のシンクロ。

コメントカードはまだ見てませんが、相当満足度高いのでは。プロジェクトPRフェスタがトップを守れるか、見物ですね。






これでホントに「京都文教入門2011」のイベントは終了です。皆さん、お疲れさまでした。
「エイヤー」っとやったこともたくさんあるので、一度じっくり時間をかけて咀嚼できると良いですね。

それでは。



おまけ










村山

2011年7月6日水曜日

京都文教入門 「公開しゃべり場」

FSDの村山です。


「公開しゃべり場」が終わりました。


勝算五分五分、と言ってスタートしましたが、正直なところ勝算は五分もない、と密かに思っていました。


ところが蓋を開けてビックリ。15もの班が発表を希望する、という全く予想だにしないことが起きました。


教・職・学が本気で一丸となれば400名の一回生全員にこれほどの影響を及ぼし、これほどの「勇気」を与えられるのだと、驚かされました。

汗を流された皆さんの努力の賜物。ありがとうございました。そして、おめでとうございます。





学生が学生に与える影響の凄まじさを痛感しました。
そして、学生の活動が職員に与えるインパクトの凄まじさも目の当たりにしました。

「学生を変える、学生が変える」
「(教)職員を変える、学生が変える」
そして、
「大学を変える、学生が変える」


ですね。大学という生き物の正体はやはり「学生」に違いない。
しみじみとそう思いました。




さて、多少私見や感情が入っていますが、公開しゃべり場の報告をします。

(1)公開しゃべりば「400人40グループ90分一本勝負」終了。一回生必修科目での挑戦。失敗上等の覚悟で望んだ。

(2)400人の授業一コマのためのスタッフ数はなんと47名。内12名が他大学生、14名が職員、19名が上級生、2名が教員。(他大学生は追手門8、岡山2、龍谷1、仏教1。上級生はプロジェクト科目のSAとFSDメンバー。職員は若手)。
ランダム座席指定でスムーズに着席できるよう、PCを持った「座席検索隊」も配置。

(3)3部構成の授業の第一部は先輩学生2名、受講生代表3名、そして他大学生3名による公開しゃべりば。大テーマは「大学を変える、学生が変える」。
パネラー:山下(追大3)、中川(龍大3)、秋吉(岡山2)、会田(臨1)、種子(現1)、赤澤(文1)、中村(臨2)、多島(臨3




(4)小テーマは「高校と大学の違い」「生徒と学生の違い」「大学時代に成したいこと」。キーワードに、「チャンス・チャレンジ・可能性・プロジェクト・クラブ・恋愛・勉強・何もしないという選択肢・自己管理・ムダを楽しむ・脱皮」。

(5)第二部のしゃべりばは400名を学科ランダム座席指定で40グループを作る。全ての班に上級生、他大学生、職員によるファシリテーターを配置した。



(6)第三部は発表。1回生が400名の前でプレゼンテーション(一分間スピーチ)をする。はっきり言って手が上がらないと予測し、学生スタッフがしゃべり場の最中に回遊して活発なチームを6組ピックアップし、立候補がなければ指名する予定であった。

(7)グダグダ覚悟で望んだが、時間と共に議論が弾む。ファシリテーターたちの目が輝き始める。600人用固定椅子の大講義室で本気でグループワークが動き始めた。


(8)第三部の発表。6脚のイスを壇上に配し、指名予定の6班も決定し、司会が発表の立候補を呼びかける。なんと会場のあちらコチラから手が上がり、イスを9脚追加。壇上に所狭しと発表希望者が並ぶ。すべて一回生。400名の前での発表希望15組。にわかに信じがたい光景。



(9)すべての班が1分以内にディスカッションの内容を総括。目が輝いている。熱いものがこみ上げてくる。

(10)係わった47名すべてが始まる前まで成功について半信半疑であったが、この瞬間に成功を確信。目の前で繰り広げられる全く思ってもいなかった光景をひたすら眺める。

(11)ファシリテーターを務めた職員からは、「学生と過ごす時間が新鮮でした」 「疲れたけどとても楽しかった」そして「他業種から1ヶ月前に転職したばかりだがこの学校に転職して良かったと確信しました。」といったコメント。普段学生と接することがない管理部門の職員も満足顔。

(12)自分達と同じ学年の学生がパネラーとして立派に話したことが大きい。先輩の学生が恐ろしくしっかりコメントや司会をしていることが大きい。他大学上級生3名のパネラーが来てくれたことが大きい。しかも本学にない理工や経済、国立やマンモス校からの来訪というインパクトは凄い。ファシリテーター達の活躍、存在が大きい。



(13)座席指定、ということもあろうが、それ以上にこのインパクトのおかげだろう。私語をする学生、寝ている学生、携帯をいじる学生が皆無。公開しゃべり場では全員が壇上に釘付け。登壇者のしゃべる言葉も評論ではなく全員自分の言葉で話している。立派だ。

(14)一度出来たからといってもう一度出来るという物ではない。種々の奇跡が重なってゴールできた。一人のパネラー、一つのパーツが違っても違う結果だったろう。学内外、教職学。人と人の輪・和・話そしてワッがもたらす奇跡。計算では産まれない。真っ赤な血の通った人間のみになせる業。

(15)これで京都文教入門2011のメインイベントはほぼ終了。1週間で3コマを立て続けに行い、「芽生え」「勇気」「決心」の3つのステップを、教職学総出で一回生の背中を押した。


6/24(金)のFSD企画コマ「BunkyoMenu」で京都文教のリソースを広く浅くすべて紹介、教職学有志10名が様々な制度、サービス、システム、部署についてプレゼンをし、「何かやってみようかな」という小さな芽を心に抱く。  =「芽生え」


6/29(水)の「プロジェクトPRフェスタ」で、実際に京都文教のリソースを「学費以上」に使いまくっている先輩学生15団体による渾身のプレゼン(フェスタです。発表会じゃありません。全員、ひねります)。圧倒され、驚き、畏れ、尊敬し、「このままじゃダメだ。一歩を踏み出してみよう」という強い思いを持つ。 = 「勇気」


7/1(金)の公開しゃべり場で「高校と大学の違い、生徒と学生の違い、大学時代にやりたいこと」、について、チャンス・チャレンジ・可能性・プロジェクト・クラブ・恋愛・勉強・何もしないという選択肢・自己管理・ムダを楽しむ・脱皮というキーワードを使って、自らが参加してディスカッションすることで、「本気で勇気ある一歩を踏み出す」ということを決める。 =「決心・確信」 この3つのコマで延べ100人以上の教職学が絡みました。

(16)「勇気ある一歩」を踏み出すのか。何もしない、という選択肢を選ぶことも大学生の決断として勿論何の問題もない。後は一回生達本人の問題。ただし、京都文教の学生に限っては、卒業間際になって「知らなかった」「もっと早く知っていれば」とは言わさない。教職学総出でやるだけのことはやった。その自負はある。一人でも多くの学生が「勇気ある一歩」を踏み出してくれることを願ってやまない。

以上、雑感でした。


<おまけ>
コメントカードのコメントを抜粋します。お時間が有る方はどうぞ。


<ポジティブ>

・どんなにおもしろい授業であっても、見ているだけで飽きが来るし、そこには限界がある。「参加」という形式にはその場にいる人々を一つにまとめる力があるのだなとしみじみ感じました。
・最初はグループの雰囲気にちゃんとなじめるだろうかと不安に思っていたけれど、意外とできて良かった。
・皆、チャレンジするのはこわいけど、でも頑張ってチャレンジしている子が多いことを知りました。
・チャレンジしたくてもなかなか踏み出せないのはみんな同じだと知りました。
・話すのは苦手だから、こういう場から逃げていたんですけど、自分の話をできて、コミュニケーションもできたと思います。今日少し心変わりできました。
・最初は何するのだろうかと、あまり気が進まなかったのですが、やっているうちに面白くなってきました。参加して良かったと思いました。
・はじめての人もいたし、あんまりスムーズには話せなかったけど、視野を広げる良いチャンスだと思いました。
・普段話すことのない他の学部の人と親しくなる機会だったので良かった(同意見多数)
・人のいろいろな意見を聞くことは社会勉強になると思った。
・なかなか「大学時代にやりたいこと」を他人に聞く機会がないので、その機会を与えてもらったのはよかったと思う。
・議論が活発になれば楽しいものになるだろうなと思いました。
・新しい発見みたいなのは見つかりませんでしたが、関わることの大切さを改めて感じました。
・話があんまりはずまなかった。でも、いろんな人がいることが分かって、逆にどうしたら話が発展したのか考えるいいきっかけになったと思う。
・人の話をだらだらと聞くより、楽しい授業だったと思う。
・「自由」という単語の中でも、それぞれの思い方や感じ方がちがう、ということが分かってすごくよかった。
・伝えたいことを伝えるのは難しいと感じた。
・今回話して、改めて自分のやりたい事の多さに気付いた。



<ネガティブ>

・テーマがざっくりして難しかったです。
・内容はイマイチ。けれど、考える機会があることはプラスになったかもしれない。あと、発表者たちの話に構成がなかったのはつまらない。
・まず、何を話すか、という根が理解できていなくて初めわからなかった。
出席者が少ない、楽しくはなかった。
・なかなか話が盛り上がらず、話をまとめるのが大変だった。話をふれば話してくれる人もいたけれども、「特にない」とか「何も考えていない」とか話をぶったぎるのはやめてほしいと思った。1人1人意見を持ち、発表することが大切だし、私も他の人々の意見や価値観を共有したいのに、それを遮断されてしまうのは本当に悲しい。
・無言が多くて、きまずかった。
・話が広まらない、みんな静かすぎ。
・あまり話が進まなくて、よく分からない終わり方になった。“大学”について深く考えていないんだと思います。
・しゃべれないから話さないのに無理にしゃべらされて苦痛でしかたなかった。やりたい人だけやればいいと思う。
・場所によって(議論が)充実している所としていない所の差がすごいでてたと思う。
・高校の話し合いとそんなに変わらない。班によって温度差が全然違うと思った。
・違う学科とはやりたくない。
・ぐだぐだでした。

<意見・アイデア>
・席が離れてて、話しづらいので、席順をもっと考えてほしかった。 
・ あまり積極的に話す人がいなかったので、私的には仲の良い人たちとやった方が話がより進んだのではないか
・名簿だと初年次とメンバーがかぶるので、ちがう人ともしゃべってみたいから、もっとバラバラでもいい。